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理事長就任インタビュー

河合 英樹

学校法人河合塾 理事長 河合英樹

1982年 東京都生まれ。
三菱地所株式会社を経て、2012年 学校法人河合塾に入塾し、総合企画部長、グループ経営戦略本部長を歴任。
その後、2016年 学校法人河合塾 理事、2018年 同 副理事長を経て、2020年6月1日付で、学校法人河合塾 理事長に就任。

2016年より 学校法人河合塾学園 理事長(現職)
2020年4月より 学校法人ドルトン東京学園 学園長(現職)

自ら学びつづける人を育むために新たな価値を創造しつづけます

― 理事長就任の抱負 ―
一人ひとりに寄り添うサービスで自己実現を支えたい

河合 英樹

今、世の中はかつてないほどの困難や変化に直面しています。教育業界においても、新型コロナウイルス感染拡大や高大接続改革に伴う大学入試の混乱から、特に受験生の方々は非常に不安な日々を過ごされていることと案じています。もちろん、幼児から社会人まで、すべての学びつづける方々にも、価値観や社会の仕組みを大きく変える時代の波が押し寄せています。めざすゴールも多様化し、単一の正解がないなかで、学びを通して自己成長や自己実現を成し遂げたいと願う一人ひとりに寄り添い支援することが、河合塾グループのミッションだと思います。理事長に就任するにあたり、狭義の勉強や教育にとどまらず学びつづける方々の願いをかなえるため、広く教育分野において新たな価値を創造し提供していきたいと決意を新たにしています。

― 可能性は大きく広がった一方で、選択肢が多すぎる時代 ―
情報をかみ砕き、選びやすく発信する

教育業界ではAIやビッグデータなどICT活用が広がり、常に新しい情報が満ちあふれています。お客様のニーズは多様化し潜在化を深め、ウォンツは複雑化しています。状況が刻々と変化するなか、各自の可能性が大きく広がった反面、選択肢が多すぎることで迷ってしまうお客様が増えています。私たちはお客様のために、その情報をできるだけかみ砕き選びやすく発信することに努めていきます。大きく変化する時代だからこそ、常にアンテナを張って新しい情報を取り入れ、チャレンジしていくことが私たちにとっても、これからの時代を生きるお客様にとっても重要なことだと考えています。

― これからの方向性や展望について ―
総合的な学習のデザインでイノベーションを起こす

変化が激しく選択肢が大幅に増えている時代、お客様のニーズはひとくくりにはできなくなってきました。この時代にあっては、こちらで用意した商品・サービスにお客様を当てはめるのではなく、一人ひとりの目的や状況に応じた学習計画を提示し、その可能性を引き出していくことが強く求められていると感じます。そのために、これまではお客様が塾に来ている時間にフォーカスしてきましたが、これからはそれ以外の時間も含めた総合的な学習のデザインが必要になってくると考えています。たとえば、学習履歴の把握や学力伸長のアセスメント手法の開発など、積極的に新しいテクノロジーや学習手法の導入にも挑んでいきたいと思っています。総合的な学習のデザインで教育イノベーションを起こす、河合塾グループにご期待ください。

― 関係各位へメッセージ ―
学校関係者様、提携先様、お取引先様に向けて

学校関係者様には、何らかの制約で学校内で解決できない課題があるとき、頼っていただきたいと思います。大切な生徒の成長の助けとなるサービスを今後も開発・提供できるように取り組んでまいります。
提携先様には、私たちだけでは届けるのが難しいエリアのお客様にも、河合塾のサービスを届けていただいていることに感謝しております。より良いサービスをお客様へ提供できるよう、ともに邁進してまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
また、今日の河合塾グループがあるのもお取引先様に常日頃からご協力、ご助力をいただくことで、サービスが展開できていればこそです。今後とも良きパートナーとして、引きつづきご協力のほど、よろしくお願いいたします。

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