受験生にこそ読んでもらいたい！『読書の薦め2017 わたしが選んだこの一冊』発行のご案内

　2010年より毎年発行している『わたしが選んだこの一冊』。今年度は、昨年に引き続き、これまでに発行してきた6冊に掲載された推薦本の中から、ぜひこれだけは読んでほしいというものを厳選し、『読書の薦め2017』と題して新たな一冊としました。

　この本は、執筆者である主任研究員や河合塾講師が、自分のこれまでの人生で大きな影響を受けた、あるいは新しい知見を開かせてくれた特別な一冊を挙げ、なぜこの本を読ませたいのかを受験生に向けて熱い思いを綴ったものです。手にとれば、きっと読みたいと思える一冊に出会えるはずです。

　・思考力を身につける、良質な読書の薦め

　文部科学省が2016年に行った調査によると、一か月に一冊も本を読まないという高校生は、45.1％と約半数にのぼります。現代では情報や知識を得られるコンテンツは多様になり、読書はその中の選択肢の一つでしかなくなってきているのかもしれません。
　ただ、良質な読書でしか身につけられない力があります。それは教養であり、思考力。すぐれた書き手の世界を深く体験することで、感性が磨かれる…教養が心を豊かにする…それを通して深い思考力が生まれる…。
　入試においても思考力を測る問題が増えており、こういった力を身につけることは、今後ますます重要になっていきます。「この一冊」をきっかけに、受験生一人ひとり良質な読書を始めてもらえばと願っています。

◆［冊子請求先］　*無料でお届けします
　河合文化教育研究所
　事務局　TEL 052-735-1706
　E-mail　 bunkyo@kawai-juku.ac.jp
　※「河合文化教育研究所」は、河合塾に通う塾生のみならず、同世代の人を対象に受験に限定されない〈知〉の現場を提供することを目的に設立された教育研究機関です。