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校内研修プログラム学びを促す授業づくり研修

校内研修プログラム 学びを促す授業づくり研修

学びを促す授業づくり研修は、生徒の主体的な学びを促す授業設計の方法を学ぶ校内研修プログラムです。
集合・対面形式で、学校として育成をめざす資質・能力の検討、学習目標の達成に向けた授業設計・実践・評価・改善に向けて、学校全体で取り組みます。

こんな課題やお悩みをおもちの先生方に

  • 「学校全体で、教育目標を意識した授業改善が必要だと感じている」
  • 「生徒が学び、成長する、学習目標・評価の方法について学びたい」
  • 「生徒の学ぶ意欲をひき出すことに課題を感じる単元・授業がある」
  • 「教材研究など授業改善はしているが、個人的な取り組みにとどまっている」

学びを促す授業づくり研修でできること

  • 育成したい資質・能力を共有し、学校全体で授業改善に取り組むマインドを育むことができます。
  • 生徒が学び・成長するために適切な学習目標の設定・学習評価の方法を学ぶことができます。
  • 生徒の学びの意欲をひき出す授業設計の理論と実践的なスキルを身につけることができます。
  • 教科を越えたグループ協議を通じ、学校全体で授業改善に取り組む雰囲気づくりができます。

学びを促す授業づくり研修とは

文部科学省は、「令和の日本型学校教育」を担う教師に求められる基礎的な資質能力を大きく5つの柱で整理、検討を進めています。このうち『学習指導』では、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善など、新学習指導要領に基づく試案も挙げられています。とはいえ、生徒の学びを促す授業設計に課題を感じる先生方も少なくありません。

文部科学省は、「令和の日本型学校教育」を担う教師に求められる基礎的な資質能力を大きく「教職に必要な素養」「学習指導」「生徒指導」「特別な配慮や支援を必要とする子どもへの対応」「ICTや情報・教育データの利活用」の5つの柱で整理、検討を進めています。

目的

そこで、校内研修プログラム「学びを促す授業づくり研修」では、

  • 育成をめざす資質・能力を教員個人・学校全体で検討・共有
  • 各教科の授業について、授業設計の理論・技法を学びながら、グループワークを通じ

生徒の学びを促す授業設計・実践・評価・改善など、授業づくりのスキルを養成します。

特色

  • 1

    事前課題+当日研修で、理論と実践の往還を図る

    事前課題(動画、ワークシート)では、授業づくりに関する基礎的な理論・技法を学び、まず個人で授業の課題や改善点、アイデアを検討。当日研修では、参加者同士のグループ協議やフィードバックを通して、他の教員の考えも取り入れながら、生徒の学びを促す授業設計の方法について実践的に学んでいきます。

  • 2

    個人にとどまりがちな授業改善活動を学校全体で

    生徒の学びを促す授業について、教科の枠を越えたグループで協議することによって、教員個人の取り組みにとどまりがちな授業改善活動に、学校全体で取り組む風土の醸成をめざします。

  • 3

    東京大学×JCERI「インタラクティブ・ティーチング」を活用

    事前課題(動画)は、東京大学 大学総合教育研究センターが、河合塾グループの(一財)日本教育研究イノベーションセンターの支援・協力により開発した「インタラクティブ・ティーチング」を、一部利用しています。

講座体系

学校教育目標の検討・共有化から授業設計、授業実践・評価・改善までの各段階に分かれています。

講座は、学校教育目標の検討・共有化、授業設計、授業実践・評価・改善までの各段階に分かれています

講座ラインアップ

学びを促す授業づくりの方法論を学ぶ4つの講座と、1つの総合演習講座で構成されています。

Part.1 資質・能力を育成する授業づくり(90分×1回)

事前課題動画を視聴して、育成したい生徒の資質・能力、授業改善・工夫、学校全体での取り組みについてグループで協議し、個人の取り組みにとどまりがちな授業改善について、学校全体でビジョンを共有し、組織的に取り組んでいくマインドセットを育むことをめざします。

Part.2 学びを育む学習目標と授業づくり(90分×2回)

事前課題動画を視聴して、生徒の学びを育む観点から、これまでの授業などで設定した学習目標や、学習指導案についてその課題や改善点についてグループで協議し、学習目標の設定改善に向けて解決策を検討します。

Part.3 学びを育む学習評価と授業づくり(90分×2回)

事前課題動画を視聴して、観点別学習状況の評価やパフォーマンス課題について把握し、生徒の学びを育む観点から、これまでに取り組んだ学習評価の課題や改善点についてグループで協議し、学習評価の改善に向けて解決策を検討します。

Part.4 学びの意欲をひき出す授業づくり(90分×2回)

事前課題動画を視聴して、学習科学の知見を参考に、生徒の学びの意欲を保つことに課題を感じる授業について、学習指導案を用いたり、現在の指導計画や授業実践と、教科の学習のあり方全体についてグループで協議するとともに、学校全体としてできる授業改善と環境づくりについて検討します。

Part.5 総合演習:模擬授業と授業検討会(105分×1回)

これまでの各講座で学んだ授業づくりの方法論を取り入れて、実際に模擬授業を設計・実践していただきます。模擬授業について、各講座で得た視点と、「8つの問い」を用いた授業づくりの当事者である教師・生徒の視点で分析し、教科の枠を越えたグループによる協議を通して、学びを促す授業づくりについて検討します。
※貴校の先生(数名程度)に、30分間の模擬授業を実施していただきます。

※各講座の担当講師は、本研修の研究開発に携わった河合塾契約の大学教員または河合塾講師です。
※Part.1~4は、オンライン会議システムを利用した遠隔での実施も対応できます。
※Part.2およびPart.3の2回の研修は、日程の間隔をあけて複数日での実施にご協力ください。
※貴校でお感じの課題やご要望に応じて、複数のパートを組み合わせて実施することも可能です。

お問い合わせ・資料請求

より詳しい内容について知りたい方は、担当のスタッフがご説明いたします。お手数ですが、先生の「お名前」「勤務先学校名」「ご連絡先」を明示の上、下記までお問い合わせください。

学校法人河合塾 教育研究開発部 校内研修「学びを促す授業づくり研修」担当

  • TEL:03-6811-5531

    Email:rd-ss@kawai-juku.ac.jp

    受付時間:10:00~17:00(土日・祝日、及び年末年始・夏季休業期間は受付を行いません)
    ※お問い合わせの際にご提供いただく個人情報は、お問い合わせへの対応のみに利用いたします。

  • 私と河合塾
  • [連載]「河合塾にフォーカス