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河合塾フォーカス

河合塾グループの取り組みに焦点をあててご紹介するページです。

カンボジア―日本友好学園の生徒たち

~国内外の子どもたちへ、教育の向上に寄与~カンボジア教育支援活動 

河合塾グループでは、社会へ向けた取り組み(SR)の一つとして、「地域・社会への貢献」に関する活動に取り組んでいます。今回はその中の「カンボジア教育支援活動」をご紹介します。

何故カンボジア?

カンボジア―日本友好学園

カンボジア内戦時代に、日本に亡命したコン・ボーン氏※は帰国後、「国の復興は教育から」という思いから、未来の人材育成のため私財を投げうって、学校を再建しました。
こうしたコン・ボーン氏の熱い思いに共感し、河合塾だからこそできる支援をカンボジアの子どもたちに提供していきたいという趣旨で活動が開始されました。

※コン・ボーン氏
1937年カンボジア生まれ。1975年ポル・ポト政権下のカンボジアで、「殺戮荒野(キリング・フィールド)」から危機一髪で脱出したカンボジア人ジャーナリスト。1981年難民として日本へ定住許可がおりる。1993年カンボジア教育支援基金を設立しカンボジアに帰国し学校を再建する。現在、カンボジア-日本友好学園の理事長として教育に力を注いでいる。

いつから?

友好勲章 大十字章

2000年より「カンボジア-日本友好学園」を通じて、生徒交流や教育物資支援、現地視察などを展開し、活動はすでに20年以上続いています。この一連の活動を評価いただき、河合塾グループは2015年にカンボジア国王より「友好勲章 大十字章」を授与されました。

「カンボジア-日本友好学園」はどんな学校?

カンボジア王国プレイベン州にある半官半民の中高一貫校で、教師の熱い指導が評判の学校です。2018年時点で、約1600人が在籍しています。
授業は、50分授業が1日6コマ。日本の教育システムを導入し、設立当初から日本語教育も行っています。
課題は、教員不足と経済的理由から退学する生徒が少なからずいること。貧困家庭には、教科書を支給したり、日本のNGOやカンボジア教育省が奨学金を支給したりして教育を受けることができるよう対策を行っています。
高校卒業試験(カンボジア王国の統一試験)で進学できる大学が決まりますが、その試験で好成績を収める生徒が学園にはたくさんおり、優秀者を対象とした奨学金を得て大学進学する生徒もいます。




2017年度、活動メンバーが現地を訪れた際に、
生徒さんにインタビューしました。
Q.将来の夢は? 
1位:教師(特に化学・生物)
2位以下は医者、警官、エンジニアなど

Q.どうしてこの学校を選んだ? 
教師が意欲的に指導してくれる。
施設が整っている。きれい。
授業時間がほかの学校より長い。

どんな活動?

教育支援物資の仕分け・梱包作業

<教育物資支援>
毎年、全国の河合塾の校舎・教室や一般の個人・団体から寄贈された教育支援物資を、河合塾グループの活動メンバーおよび河合塾COSMOの塾生やボランティアの方々の協力で仕分け・梱包し、「カンボジア-日本友好学園」を通じて学園および近隣の学校に寄贈しています。数年に一度、教育支援物資に加えて河合塾の校舎の建て替えに伴い使わなくなった机・椅子も寄贈しています。

<現地視察・生徒交流>
2017年度、支援物資の到着時期に合わせて、活動メンバーが、現地を視察し交流をしました。

活動リーダー 田村紘輔氏より

こんにちは。河合塾で「カンボジア教育支援活動」を行っております、田村と申します。この活動が始まってから20年の間に海外との距離はかなり縮まり、今では10代のうちから海外へ訪れることも当たり前になりました。一方で、漠然とした興味はあるが、どうすれば良いかわからないという学生もいます。そこで、近年は教育物資支援と並行して高校生や高卒生に向け、「海外に触れる」「興味の種」を持ってもらうことをめざして、海外支援を行う学生団体やNPO団体の方々と協力し、イベントを行ってまいりました。
これらの活動は、携わる方々の熱意や思いで成り立っている部分が多分にあります。現地のコン・ボーン氏をはじめ、物資の支援やイベントにご協力いただける塾内外の方々など、皆さまとのつながりを感じられることが、活動に携わるなかでの何物にも代えがたい経験だと感じています。