中日新聞・東京新聞に河合塾によるコラムが連載!
2021年08月25日
中日新聞・東京新聞の「受験道」に、大学受験をテーマとしたコラムが連載されています。
本連載では、河合塾スタッフが受験生やその保護者様に向けて、大学受験に役立つ情報をお届けします。
「受験道(8月掲載号)」~求められる学生像~

夏休みも後半に入りました。いよいよ9月1日からは大学入試の第1陣、総合型選抜の出願が始まります。11月からは学校推薦型選抜の出願もスタートします。これらの入試で避けて通れないのが「面接試験」。一般選抜でも医学科や看護学科、教育学部などで多くの大学が面接試験を課しています。面接試験では、学力試験で測ることができない意欲や人間性が確認されます。では面接官の先生たちは受験生のどこを見ているのでしょうか。
▶1.学習意欲
まず、志望理由です。このとき「大学の志望理由」なのか「学部学科の志望理由」なのかをしっかりと整理しておきましょう。また、インターネットや資料で得た情報だけでなく、実際にオープンキャンパスに参加した印象や、学ぶ分野に対してどのくらい興味を持っているのか、といったことも重要視しています。面接官は受験生の「本気度」を見抜くプロです。うわべだけでの言葉ではなく自分の気持ちを素直に伝えるようにしましょう。
▶2.人間性
志望理由や学力だけでなく、人間性も重要視しています。「自分の長所と短所」といった質問をはじめ、マナーや服装もチェックしています。人間性とは、面接試験の日だけ良く見せようと思ってもうまくはいかないものです。日ごろの言葉遣いや行動、服装などをこの機会に見直してみましょう。
▶3.コミュニケーション力
相手とのコミュニケーションが成立するためには「聞く・話す・表現する」の3つの力が必要です。面接は相手の質問を「聞く」ことからスタートします。緊張感からか相手の質問を正確に捉えられない受験生も多いようですが、まずは相手の意図をしっかりと聞く練習をしましょう。
最後に、総合型選抜は相思相愛入試です。そのためには相手がどのような学生を求めているのかを知ること。具体的には志望大学のアドミッション・ポリシー(AP、入学者受け入れ方針)をしっかりと把握しておきましょう。APは学部学科ごとに定められていますから、自分が高校時代に活動してきたことが、APとどのように合致するかを振り返って入試に臨みましょう。
※ 本文は8月11日付の中日新聞に掲載された寄稿内容です。
執筆者のプロフィール

執筆者:学校法人河合塾 教育研究開発本部 主席研究員 近藤 治(こんどう・おさむ)
河合塾入塾後、教育情報分析部門で大学入試動向分析を担当し、進学情報誌「ガイドライン」「栄冠めざして」などの編集を通じて受験生への情報発信を行う。高校営業、営業統括部門を歴任後、教育イノベーション本部にて次世代の教育研究開発に携わる。2018年より中部本部長として塾生指導に携わった後、2021年4月より現職。マスコミへの情報発信とともに生徒、保護者、高校教員対象の講演も多数実施。