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迅速にCEFR判定できるオンラインテスト リンガスキル(ケンブリッジ英語検定4技能CBT) の販売開始について

2018年07月13日

学校法人 河合塾

河合塾は英語4技能を測定する新オンラインテスト「Linguaskill(リンガスキル)~ケンブリッジ英語検定4技能CBT」を、2018年8月より販売開始します。
リンガスキルは、ケンブリッジ大学英語検定機構が開発した、国際基準CEFRレベルを迅速に判定できるオンライン英語能力テスト。「自動採点」「48時間以内の結果提供」「受検者ごとに出題が異なるアダプティブ(コンピュータ適応型)テスト」「CEFRレベルPre A1からC1以上まで判定」「ケンブリッジ英語検定およびIとのIELTSとの成績比較を可能にするCambridge Englishスケールによるスコア(82~180以上)表示あり」など、革新的で魅力的な特徴を持つCBT(コンピュータ・ベースト・テスト)です。
2020年度から始まる大学入学共通テストでは、民間資格・検定試験の成績(CEFR、スコア)が利用されることになりました。CEFRベースでの英語4技能の育成が、多くの高校生にとって喫緊の課題となっています。河合塾では、迅速かつ機能的にCEFRレベルを判定できるリンガスキル(ケンブリッジ英語検定4技能CBT)を活用して、高校生を中心とした英語学習者の英語4技能育成に取り組みます。個人での受検のみならず、高校等での団体受検にも対応いたします。

なお、リンガスキルをはじめとするCBTの展開拠点として、「千駄ヶ谷CBTセンター」を2018年8月、東京・渋谷区に開設します。

リンガスキルの主な特徴

≪迅速≫
●迅速な成績返却※
⇒4技能テスト結果レポートは48時間以内に提供
⇒ライティングはケンブリッジ大学等が開発したAIによる自動採点
●テスト時間は約2時間
⇒スピーキング:約15分/ライティング:45分/リーディング・リスニング:約60~85分
≪正確かつ詳細≫
●リスニング・リーディングはアダプティブ(コンピュータ適合型)で受検者ごとに異なる出題
⇒受検者のパフォーマンスを正確に測定
●幅広いレベルの英語学習者に対応
⇒CEFRレベルPre A1からC1以上まで測定可能
●CEFRレベル、Cambridge Englishスケールスコアを総合評価(4技能平均)、技能別に成績表示
⇒受検者全員に個別テスト結果レポート(Test Report)発行。学校単位の団体受検の場合、
 技能別および総合評価のCEFRレベルとCambridge Englishスケールスコアの個人成績結果の一覧表「団体レポート」を48時間以内に電子的に学校に提供
●Can-Doステートメントを提供(個別テスト結果レポート)
⇒受検者の英語力を解説するステートメントで学習モチベーションが向上

≪信頼性≫
●信頼できる試験結果
~ケンブリッジ大学英語検定機構による開発・評価
   ※ライティングテストはAIによる自動採点。スピーキングテストも今後AI自動採点に移行する予定。


◆千駄ヶ谷CBTセンターの開設◆
河合塾では今後拡大が見込まれるCBTへの対応として、リンガスキルや他のCBTが実施できるCBTセンターを2018年8月、東京・渋谷区千駄ヶ谷に開設します。同センターでは、オンラインで25名が同時受験可。CBTの拠点として活用します。


リンガスキルの出題内容

スピーキングテストパート説明

[スピーキングテストの5つのパート]

≪スピーキングテスト≫
はじめにマイクとヘッドホンの音量確認をした後で、スピーキングテストが始まります。スピーキングテストにはパートが5つあり、試験時間は約15分です。


≪ライティングテスト≫
ライティングテストは2つのパートからなり、試験時間は45分です。試験中は、パート1・2間を行ったり戻ったりしても構いません。時間の配分の目安は、パート1に15分、パート2に30分間です。
【パート1】短いプロンプト(通常はEメール)を読み、3つのヒントを参考に50words以上のEメールを作成します。
【パート2】パート1より広範囲の読み手に向けた、レビューや記事、フォーマルな手紙などを180words以上で書きます。場面設定を解説する短いテクストを読み、3つのヒントを参考にしながら、さらに自分が大切と思うポイントを含めて作成します。
≪リーディングテスト≫
【Read and Select】掲示、表、ラベル、メモ、手紙などの短い文章を読み、その文章の意味するところに最も近いセンテンス・フレーズを選びます。3つの選択肢の中から適切なものを選びます。
【空欄補充(多肢選択)】センテンスを読み、4つの選択肢の中から空欄に入る適切なものを選びます。
【多肢選択問題】 文章中の空欄に入る適切な語やフレーズを、4つの選択肢の中から選びます。
【空所補充(語記入)】複数の空所がある短めの文章を読み、空欄に適切な語を書き入れます。
【長文読解】長文を読み、選択問題に答えます。問題は、パラグラフにそって出題されます。

≪リスニングテスト≫
【Listen and Select】 短めの音声を聞き、3つの選択肢の中から適切なものを選びます。
【長文リスニング】長めの読み上げ文を聞いて、選択問題に答えます。問題は、聞こえてきた情報にそって出題されます。



◆(参考)リンガスキルのTrial report(英文)◆
http://www.cambridgeenglish.org/images/466042-linguaskill-writing-trial-report.pdf 
-自動採点の信頼性について(P.8)
The findings across these two studies allow us to be confident that the computer-automarker evaluates test responses reliably – providing test scores and ranking test responses in a similar way to human markers.
-リンガスキルのライティングをCEFRと関連付ける(P.11)
Overall, the findings in this report demonstrate that Linguaskill Writing scores can be used with confidence, and that they link meaningfully to levels of the CEFR.


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