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「学校と社会をつなぐ調査」最終調査直前オンラインイベント 「いま、学校と社会をつなぐとは」 9月18日(土)開催

2021年08月04日

学校法人 河合塾

学校法人河合塾は、学校教職員など教育関係者を対象としたイベント「いま、学校と社会をつなぐとは」を9月18日(土)にオンラインで開催いたします。本イベントは、河合塾教育研究開発部と学校法人桐蔭学園理事長の溝上慎一先生が2013年から10年間にわたり共同で行っている「学校と社会をつなぐ調査」プロジェクトの一環として実施するものです。
2013年当時高2生だった生徒たちが、その後どのような成長をたどったか、これまでの調査を振り返りつつ、今秋に予定される最終調査に向けて、高校、大学、仕事・社会のつながりの中、これからの学校教育に求められる役割について議論を深めます。

■最終調査に向けてこれまでの研究成果を確認

「学校と社会をつなぐ調査」(通称:10年トランジション調査)とは、2013年に高校2年生だった生徒たちの成長を大学卒業後3年までの約10年間にわたって追跡する調査です。2018年に実施した大学4年時調査では、「高校2年時から大学4年時までの間で、生徒の資質・能力は大きくは変化しない」ことなどが明らかとなり、高校段階までの間に資質・能力を育てておくことの重要性が示唆されています。今年2021年秋は、社会人3年目の最終調査を実施する予定です 。

そこで、最終調査を間近に控えた今、高校2年生から大学4年生までのこれまでの調査を、溝上先生と高校2年時の調査分析協力者の立命館大学産業社会学部教授の柏木智子先生に振り返っていただくとともに、基調講演として、28プロジェクト※で有名な品川女子学院理事長の漆紫穂子先生から、生徒と社会をつなぐ学校づくりについてご講演いただき、学校から社会へのトランジションについて議論を深めていきます。

これからの学校教育の社会的役割を考察する意義ある機会として、貴媒体の催事案内にご掲載ください。また、当日ご取材いただき、その内容について全国の教育に関心をお持ちの皆さまにご紹介いただきますようお願い申し上げます。

※28プロジェクト…28歳の自分を思い描き、それを実現するためには何が必要か、どう行動すべきかを模索し、理想とする未来に向かっていくプロジェクト。
品川女子学院では生徒たちが能動的に人生を設計できるようにさまざまな取り組みが行われている。

■「いま、学校と社会をつなぐとは」実施概要

【日時】    2021年9月18日(土)14:00-16:40
【対象】    中学校・高校教職員、大学教職員、企業の人材育成担当者の方
【参加方法】  オンラインセミナーシステム「Zoom ウェビナー」を使用
【募集定員】  300名 ※定員に達し次第締切となります。
【参加費】   無料
【申込み方法】 下記のURLよりお申し込み ください。
        https://bit.ly/3je6rhG
【申込期限】  2021年9月6日(月)23:59
【プログラム(予定)】
 1 イントロダクション
          溝上 慎一 先生(桐蔭学園 理事長)
 2 基調講演   「子どもの未来と社会をつなぐ、これからの学校教育のあり方」
          漆 紫穂子 先生(品川女子学院 理事長)
 3 調査分析報告 「学校と社会をつなぐ調査から見えてきた、教育を考えるポイント」
          柏木 智子 先生(立命館大学 教授)、溝上 慎一 先生
 4 ディスカッション
 5 まとめ    「最終調査に向けて」
          溝上 慎一 先生
【お問い合せ先】 学校法人 河合塾 教育研究開発部 Be a Learner 運営担当
         Email:be-a-learner@kawai-juku.ac.jp  TEL: 03-6811-5531

■登壇者ご紹介

■溝上 慎一 先生(桐蔭学園 理事長)
学校法人桐蔭学園理事長、桐蔭横浜大学学長・教授、学校法人河合塾教育研究開発本部研究顧問。「学校と社会をつなぐ調査」プロジェクト企画者。京都大学博士(教育学)。専門は、青年心理学、教育実践研究(学びと成長、アクティブ・ラーニング、学校から仕事・社会へのトランジションなど)。

■漆 紫穂子 先生(品川女子学院 理事長)
学校法人品川女子学院理事長。2006年に校長に就任し、2017年より現職。同校では教育の柱として、「28プロジェクト~28歳になったときに社会で活躍する女性の育成」を提唱し、28歳の自分を思い描き、その実現に向けて能動的に人生を設計できるように、起業体験プログラムや企業等と連携した特別講座など、生徒と社会をつなぐ学校づくりを実践している。

■柏木 智子 先生(立命館大学 教授)
立命館大学産業社会学部教授。専門は教育学、教育経営学、地域教育学。主な研究テーマは、困難を抱える子どもとケアする学校・地域づくり。主著に、 『 子どもの貧困と「ケアする学校」づくり 』(明石書店、 2020 年。 2021 年度日本教育経営学会学術研究賞)など。

  • 溝上 慎一 先生

    溝上 慎一 先生

  • 漆 紫穂子 先生

    漆 紫穂子 先生

  • 柏木 智子 先生

    柏木 智子 先生

報道関係者向け取材お申し込み・お問い合わせ先

学校法人 河合塾 経営戦略担当グループ広報チーム

  • 〒160-0004 東京都新宿区四谷1-6-2 四谷グローバルスタディスクエア

    TEL:03-6811-5508 MAIL:press@kawai-juku.ac.jp

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