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10月実施「共通テストトライアル」受験者1.2万人(高1・2生)アンケート 共通テストには“特別な対策”が必要と回答/オンライン入試は昨年よりもポジティブな意見が増加

2021年12月03日

学校法人 河合塾

河合塾と河合塾マナビスは、10月下旬に開催した「大学入学共通テストトライアル」に参加した高校1・2年生を対象に、大学受験に関わる意識調査を行いました(有効回答数:12,612人)。大学入学共通テストへの対策や変化の進む大学入試について、どのように捉えているかを聞きました。

高2生の6割以上が共通テスト対策を始めている

グラフ1

Q.大学入学共通テストへ向けて、何か始めている対策はありますか?(複数回答可)

 「大学入学共通テストへ向けて何か始めている対策はありますか?(複数回答可)」という問いに対しては、「まだ対策は始めていない」が42.8%と最も多く、次いで「共通テストの模試やテストを受けている」が30.0%、「塾や予備校の対策講座を受けている」が21.1%という結果でした。ただし高2生に限ってみると、対策を始めていないと回答したのは37.4%と減少。逆に言えば6割以上の高2生は、秋の時点で何らかの共通テスト対策を始めていることがわかります。また「共通テストの特別な対策は必要ないと思っている」の回答は1.9%と非常に少なく、大半の生徒は“特別な対策”が必要と考えているようです。
 2021年1月に初めての共通テストが実施され、その概要がわかってきたことで、共通テストには特別な対策が必要と考え、受験学年になる前の時期からすでに取り組み始めている様子が伺えます。

オンライン入試については、昨年よりもややポジティブな意見が増加

グラフ2

Q.オンライン入試について感じることを選択してください(複数回答可)

 コロナ禍を受けて検討が進むオンライン入試。「オンラインでの入試について感じることを選択してください(複数回答可)」という問いについて、昨年同時期の同じアンケートの結果と比較しました。傾向は同じであるものの、「新型コロナウイルス感染症の影響を受けない安全・安心な入試だと思う」「受験日程を組みやすくなるので便利だと思う」といった利便性への期待が増加し、「不正防止など、試験の公平性などがどこまで保たれるかが不安だ」といった不安の声は減少しました。全体として、昨年よりもオンライン入試への不安が薄まり、利便性を評価するポジティブな意見がやや増加していることがわかります。
 コロナ禍を経て、学校や塾でもオンラインを活用した授業が取り入れられ、各種ICTを用いた学習にも慣れてきている高校生にとっては、本番入試でのオンライン活用も違和感が少なくなってきているのかもしれません。

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[2021年度 調査概要]
調査期間:2021年10月24日(日)~11月3日(水・祝)
調査対象:上記期間に実施したイベント「大学入学共通テストトライアル」の参加者(オンライン参加)
調査方法:インターネット調査
有効回答数:全国の高1・2生 12,612名 

[2020年度 調査概要]
調査期間:2020年10月25日(日)
調査対象:同日に実施したイベント「大学入学共通テストトライアル」の参加者(オンライン参加)
調査方法:インターネット調査
有効回答数:全国の高1・2生 10,000名 
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なお、河合塾では現在、高1・2生を対象に冬期講習「共通テスト対策キャンペーン」を実施中です。冬期講習の「共通テスト対策講座」通常1講座7,050円のところ、1講座500円で受講できるキャンペーンです。ぜひあわせてご紹介ください。

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