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「優秀な現地人材の本社活用」と「日本本社のグローバル化」で国際競争を勝ち抜く (株)ウィル・シード主催 ASEAN海外拠点×本社人事の連携のあり方を一緒に考える研究会

2022年09月01日

河合塾グループ 株式会社ウィル・シード

 河合塾グループで企業の人材開発支援を行う株式会社ウィル・シード(東京都渋谷区、代表取締役:瀬田 信吾)は、10月から研究会『これからのグローバルな人的資源管理を考える』を開始します。本研究会は、海外拠点を持つ企業の本社人事と現地の人事担当者が各社共通の課題についてディスカッションし、解決をめざす新しい試みで、本年度は3回の開催を予定します。10月11日の初回はヤクルトと竹中工務店の現地法人の取り組みを紹介し、議論を深めます。

■各社が抱える人的資源の課題を、現地と本社人事が一緒に考える新しい試み

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 ASEAN各国には1960年代から多数の日系企業が進出し、優秀な現地人材の活用により発展を続けてきました。その一方、昨今では「本社との連携や日本語能力が原因でトップマネジメントを現地人材に移譲できない」、「海外拠点に専門家を置けるほど人事内のグローバル化が進んでいない」など各社共通の課題が生じ、ここ数年のコロナ禍による人流の停滞も相まって、いっそう顕在化しています。

 本研究会は、海外拠点と本社人事の皆さまが部門・会社の壁を超えて一堂に会し、これら「海外拠点の人的資源の活用」「日本本社のグローバル化」の課題解決を一緒に考える新しい取り組みです。主宰者は国際人的資源管理に通じた早稲田大学名誉教授の白木三秀氏。初回の研究会を10月11日に開催し、ロイヤリティの高い現地人材を数多く育成・活用しているヤクルト・竹中工務店の事例を紹介し、現地法人の視点から課題をと解決策を考えます。

 日本の人口減少が加速する今、日系企業が国際間競争で勝ち抜くには、海外で育成した優秀な人材を現地法人のみならず、本社・グループ各社の経営やオペレーションに参画させるなど幅広い活用が急務となっています。これからの日本企業の人材活用に資する取り組みとして、本研究会を貴媒体にてご紹介ください。ご取材も歓迎します。

■「ASEAN海外拠点×本社人事の連携の在り方を考える研究会」概要

■日程
第1回 2022年10月11日(火) 14:00~15:30
 ★本年度内に3回の開催を予定しています。第2回は11月29日開催予定

■形式
Zoomによるウェビナー形式

■内容
第1部:海外現地法人(竹中工務店・ヤクルト)からの事例共有 14:00~14:45
第2部:パネルディスカッション 14:45~15:30

■講演者
梶川裕氏 竹中工務店 タイ現地法人
濱田浩志氏 インドヤクルト・ダノン株式会社 代表取締役
白木三秀氏 早稲田大学名誉教授、ウィル・シード顧問

■対象
企業のグローバル人事担当者、ASEAN海外拠点の人事担当者や経営者(定員200名)

■参加料
無料

■申込
ウィル・シードの申込HPよりお申し込みください(https://www.willseed.co.jp/seminar/tokyogbl221011/)

■講演者プロフィール
梶川裕氏:2003 年竹中工務店入社、九州支店(総務・経理・作業所)横浜支店(作業所)を経て、海外ビジネス研修生として、アメリカ・ハンガリーにて1 年間トレーニング。2011 年には、TAKENAKA EUROPE GmbH Poland Branch 管理担当(イタリア・スペイン・ハンガリー・ルーマニア兼務)。2015 年には、Thai Takenaka International Ltd. 管理担当(ミャンマー支店兼務)。2020 年には、加えてカンボジア支店、Takenaka Vietnam Co,. LTD 管理担当を兼務。

濱田浩志氏:大阪市立大卒、新卒で総合商社に入社。総合商社に13 年在籍し、その間に主計部、経営企画部を経て、船舶や航空機の売買に携わる。30 代半ばでヤクルト本社に転職。2007 年のインドネシア勤務を経て2008 年にマレーシアへ異動。マレーシアヤクルトでは2016 年に代表取締役社長就任。その後、マレーシアでヤクルトをトップブランドに成長させ、21 年2 月には2 年連続で、最も信頼できるブランドの1 つとしてPutra Brand Awards にてプラチナ賞受賞。22 年よりインドに異動し現職。

白木三秀氏:早稲田大学名誉教授、国士舘大学大学院客員教授・早稲田大学トランスナショナルHRM 研究所顧問、ウィル・シード顧問。 早稲田大学政治経済学部卒業, 同大学院経済学研究科博士後期課程修了。博士( 経済学)。国士舘大学政経学部助教授・教授等を経て、1999 年より現職。専門は労働政策, 国際人的資源管理。最近の主な著作に『国際人的資源管理の比較分析』(単著,有斐閣,2006 年),『グローバル・マネジャーの育成と評価』(編著,早稲田大学出版部,2014 年),『人的資源管理の力』(編著,文眞堂,2018 年)等がある。

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    梶川 裕氏

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    濱田 浩志氏

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    白木 三秀氏

■ウィル・シード代表 瀬田 信吾からのメッセージ
「海外拠点の現地化」と「日本本社のグローバル化」は、古くて新しいテーマです。成長著しいASEANと成熟する日本という構図が今後ますます進展していきます。また、コロナ禍で広がったリモートワークという働き方の変化がこれまでとは異なる人的資本活用の枠組みをもたらすことが予想されます。そこで改めて今、ASEANに絞り、未来志向で海外拠点と日本本社との関係を考える価値を感じ、本研究会を発足することにいたしました。

[株式会社ウィル・シード]
所在地 :〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-3-1 朝日生命恵比寿ビル9・11F
TEL・URL :03-6408-0801 https://www.willseed.co.jp/
代表取締役社長 :瀬田 信吾
事業内容 :企業向け人材開発・人材教育プログラムの開発・提供、学校向け体感型教育プログラムの開発・提供、その他教育プログラムの開発・提供

「未来へ意志の種をまく(will・seed)」を社名とするウィル・シードは、一人ひとりが自分らしく挑み・学び・変化する場づくりを通じて、その先にある、社会を変える価値の創出をめざしています。2000年に子ども向け体感型教育で創業後、企業での階層別教育や次々世代・次世代リーダー育成、グローバル人材育成事業を展開。コロナ禍で社会や生活、働き方が大きく変化する今、「100の言葉より、ひとつの体験を。」をスローガンに掲げ、未来をつくる学び体験の提供に取り組んでいます。

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