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JUES(日本の大学生の学習経験調査)JUESの目的・特徴

1.JUESの目的

(1)教育の質保証

教授法の変化(teachingからlearningへ)により、大学教育も“教員が何を教えたか”から“学生が何ができるようになったか=Learning outcomes(学習成果)”を重視するようになっています。学生の学習成果は伝統的に、試験の結果やレポートによって評価していましたが、それだけでは大学でのどのような学習経験がその成果に結びついたのかがわかりません。
そこで、学習の過程や学習時間、学生の意識などを、アンケートなどによって間接的に評価し、試験の結果といった直接評価と組み合わせることで、大学教育の効果を測定する取り組みに注目が集まっています。
JUESは学生の学習経験に着目した学生調査として、学生の学習成果の評価の一側面を担い、大学教育の改善、質保証システムの推進に貢献することを目的の1つとしています。

<図:学習成果の評価の構図>

図:学習成果の評価の構図

出典:京都大学高等教育研究第18号(2012)p.7 学習評価の構図より、当塾にて加筆

  • ※PROGテスト…
    河合塾と(株)リアセックが開発した、大学教育を通じたジェネリックスキル育成プログラム。
    約250大学、13万人が受検。

(2)入試広報への活用

JUESは、共通の調査項目を用いることにより、自大学とJUES参加大学全体の結果を比較できる学習経験調査です。自大学の強みや特徴を相対的に把握できるデータを提供することで、入試広報などにもご活用いただけます。

(3)マッチングを重視した大学選びへの活用

河合塾では幼稚園から大学進学まで、児童・生徒1人ひとりの希望に応じた進学支援を行っています。これまでの偏差値を中心とした大学選びから、マッチングを重視した大学選びを可能にするため、入試情報だけでなく、多面的な大学情報の発信をめざしています。その大学情報の1つとして、学習経験調査の結果を活用することを調査研究しています。

2.JUESの特徴

■他大学との比較により、結果を相対的に把握

共通の調査項目を用いることで、自大学の結果を参加大学全体と比較できます。比較することで、自大学の特徴を相対的に捉えることができます。

■国際比較

オーストラリアの大学生調査(UES、SES)を参考としており、オーストラリアの大学との国際比較も可能です。

  • UES:University Experience Survey
  • SES:Student Experience Survey

■学生の経年変化

継続してJUESに参加することで、学生の経年変化や成長を見ることができます。

■Webによる調査

パソコンやスマートフォン等で回答する調査です。
メールでアンケート画面のURLを送るだけで調査を実施でき、こ担当者様のご負担が少なく、実施できます。

■学内で保有するデータと結びつけて分析

学内でJUESの結果と、GPA、試験やレポートの成績などの教学データを結びつけて分析することができます。
PROGテストや英語の外部試験、入試に関するデータを組み合わせた分析もご用意しております(有料)。

■設問が追加可能

大学独自の設問を最大10問追加できます。学内のアンケートをJUESに集約することも可能です。

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