海外事業

グループの教育アセット輸出や短期留学支援、中国でのAI・アルゴリズムの展開を支援します。

事業の特長

教育エコシステム輸出

「全統模試」をはじめとする河合塾グループがもつ膨大な教育アセットを開発途上国に輸出しています。その端緒として、2021年から2年余りにわたって中央アジア・ウズベキスタン共和国への日本型学力検定テストモデル導入に関する普及・実証・ビジネス化事業をJICA(独立行政法人 国際協力機構)の民間連携事業として実施してきました。この取り組みでは、同国の8-10年生(日本の中2-高1生)を対象に数学の学力検定テストを4回実施。日本型学力検定テストの特長である詳細な成績分析とそれに基づいた指導の改善点などを現地政府に報告する等の取り組みを行いました。これらの取り組みが評価され、2023年6月には、現地国民教育省大臣より感謝状が贈られました。
本事業の成果を受け、2023年6月に現地法人『Nippon Global Education and Assessment』を首都タシケントに設立。日本型の数学アセスメントを中心としたテストビジネスや私立学校設立支援等の各種教育サービス、日本の大学への留学生支援サービスなどを展開しています。

教育エコシステム輸出 Nippon Global Education and Assessment

グローバルにわたって展開予定

ウズベキスタンでの事業を皮切りに、河合塾グループの教育アセットを世界へと展開します。現地の実状にあわせて、河合塾グループの教育を現地最適化(ローカライズ)し、各国が持つ教育課題の解決や教育水準の向上をめざすことで、その国の発展に貢献します。同時に、日本式教育の有効性を世界へと発信していきます。

留学生募集支援

国内大学のグローバル化への貢献として、インバウンド留学生募集を支援するサービスを展開しています。主な取り組みとして、2024年から大学・大学院との共同で短期留学プログラム中心とした教育旅行の企画・手配を開始。中国をはじめアジア圏から高校生・大学生を受け入れています。このほか、日本在住の留学生を対象とした「日本語コミュニケーション能力獲得講座」の開始や、河合塾グループへの留学生紹介・斡旋などのサービスを展開しています。

留学生事業

中国における教育支援事業

中国に現地法人を立ち上げ、KEIアドバンスが研究開発したAI・アルゴリズムを中国へ展開しています。中国市場の調査、中国市場用のライセンス管理、中国企業とのアライアンスなどを行っています。

運営する企業・学校