非認知能力の評価・育成、進路・キャリア教育事業
河合塾グループでは、基礎的な知識習得にとどまらず、知識の活用や創造性、生涯を通して学び続ける基礎的・汎用的な能力の習得を促す取り組みを行っています。
事業の特長
非認知能力の評価・育成
大学教育を通じジェネリックスキルの成長を支援するプログラム『PROG』
PROGとは、専攻・専門に関わらず、大卒者として社会で求められる汎用的な能力・態度・志向であるジェネリックスキルを育成するためのプログラムです。
ジェネリックスキルを測定する「PROGテスト」と同スキルを育成する「育成支援コンテンツ」で構成されており、これまでに830を超える大学・企業に導入され、年間27万人以上が受験しています。
PROGを通して、大卒者として社会で求められているジェネリックスキルを意識化し、自身の現状を客観的に把握することが出来ます。そのような気づきこそ、大学においてや卒業後の学びをより主体的なものにする原動力となるものです。
高校生版アセスメントテスト『学びみらいPASS』
『学びみらいPASS』は高校生の「未来を切り拓く力」を測定し、「納得のいく未来づくり」を支援するアセスメントテストです。
すでに動き出している知識基盤社会では、新たな価値を創造し、周囲を巻き込みながら自らキャリアを切り拓いていく資質・能力などが求められています。これらの資質・能力はペーパーテストでは測りにくい要素が多いことが課題でしたが、『学びみらいPASS』は4つのアセスメントテストを組み合わせることで、生徒一人ひとりのさまざまな資質・能力を定量的に測定することを可能にしました。これにより生徒の特徴を多面的に捉えた進路・進学指導を実現します。
中学生版アセスメントテスト『みらいPASSジュニア』
『みらいPASSジュニア』は、『学びみらいPASS』の中学生版として、中学生の「納得のいく未来づくり」を支援するアセスメントテストです。『みらいPASSジュニア』は2つのアセスメントテストを組み合わせて、生徒の特徴を幅広い測定領域から明らかにし、生徒指導における「あらたな指標」としてご活用いただけます。高校生向け『学びみらいPASS』と組み合わせた経年比較が可能なため、ジェネリックスキルの推移を継続的に確認でき、長期的な視点で指導を行えます。
みらいPASSジュニア
読み・考え・表現する力を育成・測定。『思考力・表現力シリーズ』
昨今の大学入試では、従来の評価の中心であった「知識・技能」に加え、「思考力・表現力」の重要度が大きく増しています。
本シリーズは、「思考力・表現力」を知識活用力・読解力・発想力・構成力・表現技術の5つのabilityで指標化し、「思考力・表現力」を育成・測定します。基礎力を養うワーク・チェックと、国公立大の2次試験レベルの論述問題まで対応する2つのテストにより、大学入試のみならず将来にわたって必要となる思考力・表現力育成の土台づくりとして活用いただけます。
進路・キャリア教育事業について
進路の「決め方」を学ぶプログラム『ミライの選択』
河合塾の調査によると、進路選択前に「決め方」について学んだ高校生はわずか13%。検索すればあらゆる情報が得られる現代では、「情報を整理し、決断する力」が求められています。 中学校・高校向けに提供するプログラム『ミライの選択』では、意思決定の一連のプロセスを学び、自分が大切にしたい価値観や進路のさまざまな可能性について理解を深めることで、納得のいく進路選択をめざします。(2022年度グッドデザイン賞受賞)
ミライの選択運営する企業・学校
株式会社 ピックアンドミックス
河合塾グループと株式会社リアセックが共同で設立した、大学・企業に新しいキャリア教育サービスを提供する会社です。主力サービスの『PROG』は、大卒者として社会で求められる汎用的な能力・態度・志向といったジェネリックスキルを育成するプログラムとして、830を超える大学・企業に導入されています。
株式会社 ピックアンドミックス
学校法人 河合塾
河合塾グループで最初に設立された法人として、大学受験予備校を全国に展開するほか、年間260万人以上が受験する全国最大級の『全統模試』を実施しています。また、高等学校など教育機関を対象に『全統模試』をはじめとするテストやICT教材、キャリア教育プログラムなどを提供し、教育活動を支援しています。このほか、大学入試や大学・高校教育に関する最新情報の収集・分析および発信や、社会のニーズにあわせた新しい教育手法の研究・開発など、研究開発活動についても力を入れています。
学校法人 河合塾