～不登校生の増える夏休み明けを視野に、当事者だから分かる想いを伝え、励ます～ 河合塾コスモ、世界初開催『不登校生動画選手権』に協賛

■協賛の背景と目的

コロナ禍を経て小中学生の不登校生数が過去最高を記録し、高校生の不登校も5万人を超えるなど、不登校は私たちにとって身近で当たり前の事象となりました。このような状況を踏まえ、不登校の当事者が自らの経験をもとに想いや創造性を発揮していただく場として、『不登校生動画選手権』がNPO法人不登校新聞社によって開催されます。テーマは「学校へ行きたくない私から学校に行きたくない君へ」。審査委員長に中川翔子さんを迎え、TikTok上で動画を募集します。

夏休みの実施は、不登校生が例年増加する夏休み明けを視野に置いたものです。不登校の当事者だからこそ語れる内容が、同じ悩みを持つ他の当事者に届き、「自分ひとりじゃない」と少しでも気持ちを楽にしてもらえることを目的としています。

河合塾COSMOは1988年の開設から35年にわたり、不登校・中退の生徒を支援し、数多くの生徒を大学・社会へと送り出しています。今回の『不登校生動画選手権』についても開催理念に共鳴し、不登校生の支援の一環として協賛を決定しました。

■世界初開催！『不登校生動画選手権』 概要

●内容：
不登校当事者を対象とした動画投稿の全国大会
『学校へ行きたくない私から学校に行きたくない君へ～ハンディがレアリティに変わる未来へ～』をテーマとした60秒以内の動画をTikTokに投稿するもの

●対象：
20歳未満で不登校＊を1日でも経験した個人またはグループ
＊不登校の定義は「学校がつらい、行きたくないと思って学校を休んだ経験」（大会用定義）

●日程：
応募期間　2023年7月1日～7月31日、
表彰式　2023年8月18日（金）15時　東京都現代美術館にて

●表彰：
最優秀賞1名（副賞10万円、『不登校新聞』での取材権）、優秀賞2名（賞状、副賞1万円）他

●審査委員長：
中川翔子さん

●審査委員：
内田也哉子さん（エッセイスト）、江川和弥さん（フリースクール全国ネットワーク）、関正樹さん（児童精神科医）、三浦淳子さん（映画監督）、石井しこうさん（不登校新聞代表／大会事務局長）

●主催：
NPO法人『不登校新聞社』

●共催：
TikTok

• ホームページ：https://www.futoko.org/不登校生動画選手権/

［河合塾コスモについて］

不登校が社会で大きく扱われる以前の1988年より30年以上にわたり、高校中退・不登校および通信制高校からの大学進学を支援する河合塾のコースです。大学受験に必要な教科学習はもちろん、講師によるゼミ活動や、多彩な課外活動といった、コスモならではの多種多様な取り組みで、一人ひとりの心と向き合い、チャレンジするための時間と場を提供しています。