「ドルトンX学園高等学校」設置認可、2027年4月開校へ ~地域・企業・大学との共創による学校づくりが加速~

学校法人 河合塾学園

事業について

学校法人河合塾学園(本部:愛知県名古屋市、理事長:河合英樹)は、2027年4月開校予定の広域通信制高校「ドルトンX学園高等学校」について、10月6日に岩手県より設置認可を受けました。岩手県一関市に本校となる一関キャンパス、東京都調布市に東京キャンパスを設置し、生徒は両キャンパスおよび国内外の地域拠点を行き来しながら探究学習に取り組みます。本リリースでは、昨年12月の学校設置計画発表から約1年の間に進展した連携・教育プログラム・施設整備の状況とともに、2027年春から始まる新たな学びの環境をご紹介します。

ドルトンX学園高等学校

ドルトンX学園高等学校について

ドルトンX学園高等学校(以下、ドルトンX学園)は、「自由と協働」を教育方針とするドルトンプランに基づき、「自らの足で探究し、破天荒に出会い、フロンティアを共創する」というめざす生徒像の実現に向け、米国ミネルバ大学の教育モデルを参考にした学びを特長としています。

最大の特色である地域に飛び込んで取り組む探究学習は、主に高校2年次、学期ごとに約3カ所の地域拠点に滞在して実施します。オンラインによる教科学習と地域でのフィールドワークを組み合わせながら学びます。また、1年次と3年次は、岩手県一関市の本校と、河合塾グループが連携協定を結ぶNTT東日本株式会社が運営する、東京都調布市のNTT中央研修センタに1学期ずつ滞在し、学びを深めます。

探究学習の予定

学校設置計画発表以降に進展した主な取り組み

2025年の学校設置計画発表以降、ドルトンX学園では、教育プログラムの具体化や地域・大学・企業との連携体制の整備を進めてきました。開校時から実践する学びを支える取り組みとして、主に以下のプロジェクトが進行しています。

(1)ミネルバ・バカロレア/国際Aレベルを活用したグローバルコースの設置

ドルトンX学園では、主要なコースである探究コースに加え、海外大学進学も視野に入れたグローバルコースを設置します。グローバルコースでは、日本の高校卒業資格取得に加え、ミネルバ大学の教育モデルを参考にした「Minerva Baccalaureate(MBacc)」や「International A-Level」など海外大進学を見据えた国際カリキュラムを導入します。これにより、生徒は国内外の地域での探究活動と国際的な学びを両立しながら進路選択の幅を広げることができます。

(2)ヒャダイン氏とコラボした生徒参加型の校歌プロジェクト


開校後に第1期生が取り組む「校歌制作プロジェクト」の準備を進めています。本プロジェクトでは、生徒が学校への思いや未来への願いを込めて歌詞づくりに参加し、楽曲制作には音楽クリエイターとして話題のヒャダイン氏が参画する予定です。生徒自身が学校文化の創り手となる取り組みです。

ヒャダイン氏
ヒャダイン氏(本名:前山田健一氏)

(3)岩手県立花泉高等学校との連携による両校の学びの発展

花泉高校

一関キャンパスの開設にあたり、地域とのつながりを深める取り組みとして、岩手県立花泉高等学校との連携協定を締結予定です。探究学習や共同研究、教育プログラムの相互活用、部活動等を通じた生徒・教職員の交流などを通じて、両校の学びを発展させることをめざします。地域の高校と協働しながら学ぶ環境は、ドルトンX学園が重視する「地域に飛び込む学び」を象徴する取り組みの一つです。

(4)一関市との共同畑プロジェクト、日本の伝統文化を学ぶワークショップ

ドルトンX学園では、一関市内で地域と協働しながら農業に取り組む「共同畑プロジェクト」を計画しています。休耕田などの地域資源を活用して野菜や米を育て、収穫物は学生寮の食事にも活用する予定です。単なる農業体験ではなく、地域資源の利活用や持続可能なコミュニティづくりをテーマとした探究学習の実践の場として位置付けています。
さらに、同市東山町の和紙の里と連携し、伝統工芸である東山(とうざん)和紙づくりをはじめ、日本の伝統文化を学ぶワークショップを行う予定です。

共同畑のイメージ

上記のプロジェクトのほかにも、河合塾グループでデジタル・AI教育を専門的に手掛ける株式会社zero to oneと連携し、AI教育や社会起業について学びを深める機会を提供する予定です。

■東京キャンパス・一関キャンパスのご紹介

一関キャンパス ~地域とともに暮らし、学び、成長する拠点~

一関キャンパスは、豊かな自然環境に囲まれた岩手県一関市に設置されます。一関市は、一関工業専門学校をはじめとした教育機関や研究機関、企業、行政が連携する「知の集積地」である一方、人口減少や地域活性化など日本社会共通の課題にも直面する地域です。ドルトンX学園では、そうした地域そのものを学びのフィールドとして位置付けています。

校舎には2023年に閉校した旧市立油島小学校を活用します。地域に親しまれてきた面影を生かしながら、新たな学びの拠点として再生しました。学生寮は1983年に建設された旧雇用促進住宅「ビレッジハウス花泉」をリノベーションし、生徒たちの生活拠点として蘇ります。一関キャンパスは、地域の遊休資産に新たな価値を生み出すという、ドルトンX学園の探究的な学びを体現する「生きた教材」です。

校舎(旧湯島小)
校舎(旧湯島小)
学生寮(旧ビレッジハウス花泉)
学生寮(旧ビレッジハウス花泉)

東京キャンパス ~河合塾グループとNTT東日本が共創する「未来の学び」の実践拠点~

東京キャンパスは、東京都調布市にあるNTT中央研修センタ内に設置されます。河合塾グループとNTT東日本との連携により、最先端技術と探究学習を融合した新たな学びを実践します。

大きな特長の一つが、NTT東日本グループが運営する「NTT e-City Labo」を活用した学習プログラムです。生徒は、生成AIやデータサイエンス、ドローン、自動運転などの先端技術に触れながら、「地域の高齢化」「人材不足」「持続可能なまちづくり」といった社会課題に対し、先端技術をどのように活用できるかを探究します。さらに、eスポーツを活用した放課後活動なども計画しています。東京キャンパスは、最新技術と探究活動を結び付け、未来の社会を構想する力を育む学びの拠点です。

NTT中央研修センタ(俯瞰
NTT中央研修センタ(俯瞰)
教室イメージ
教室イメージ

最大の特色である地域における探究学習は、高校2年次に行います。3カ月単位で最大4カ所の国内外の拠点に滞在。午前はオンラインで教科学習を、午後は地域に出てフィールドワークや探究活動に取り組みます。

1年次と3年次は、一関市の本校と河合塾グループが連携協定を結んでいるNTT東日本株式会社が運営する、調布市のNTT中央研修センタに半年ずつ滞在します。1年次は探究準備や思考力、表現力、生活力の育成を、3年次は探究活動のまとめや進路準備を行います。NTT研修センタ滞在時は、同センタ内にある実証フィールド「NTT e-City Labo」での先端テクノロジーに関する学びも予定しています。

開校までのスケジュール(予定)

2026年9月 帰国生入試 出願受付開始
2026年11月 特色入試(書類審査・グループワーク)出願受付開始
帰国生入試 実施
2026年12月 特色入試 実施
2027年1月 推薦入試(書類審査・面接) 出願受付開始・実施
一関キャンパス・東京キャンパス完成
2027年2月 一般入試Ⅰ(2科・英語資格型) 実施
2027年3月 一般入試Ⅱ(面接型) 実施、新入生説明会開催
2027年4月 ドルトンX学園高等学校 開校

報道関係者向け取材お申し込み・お問い合わせ先

河合塾グループ 広報センター
TEL:03-6811-5508
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