地域と共に育む未来の力―河合塾グループの社会連携プロジェクト紹介
河合塾グループは、一人ひとりの未来をひらく学びを大切にしながら、地域社会や自治体、企業と連携し、持続可能な社会づくりに積極的に取り組んでいます。
地域課題の解決や教育支援、子どもたちの学びの機会創出など、多彩なプロジェクトを通じて、社会と深くつながりながら新たな価値を生み出しています。
今回は、その多様な挑戦の一端をご紹介します。
ドルトン東京学園の地域課題解決ラボ

学校法人河合塾学園のドルトン東京学園中等部・高等部では、NTT東日本との連携授業である『地域課題解決ラボ』を開講しています。
実際に地方を訪れ、自治体の方や地元企業と連携しながら、地域の課題発見・解決に向けたプロセスや地域創生事業のノウハウなど、探究的な学びを深めています。
2025年度で3回目の実施となり、これまでに山形県飯豊町、長野県喬木村、岩手県一関市の3自治体を訪問しました。
訪問先では、地域住民との交流、または地元の事業者の施設見学やディスカッションを通して、地域社会とつながった実践的な学びを行います。
授業をきっかけに、生徒が「自分は社会にどう貢献できるか」を深く考える貴重な機会となり、再びその地域を観光で訪れたり、関わった企業でインターンを行ったりするなど、プログラム後も自走的なアクションにつながると同時に、地域の関係人口の創出にもつながっています。
山形県飯豊町との地域連携(ドルトン東京学園のサイトへリンク)
https://www.daltontokyo.ed.jp/news/2023/07/13/9740/
「CFCスタディクーポン」の参画事業者として登録
公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンは、経済的困難を抱える家庭の子どもたちに、学習塾や習い事、体験活動等で利用できるスタディクーポンを提供し、子どもたちの学びを支えています。
学校法人河合塾は、チャンス・フォー・チルドレンの理念に共感し、「CFCスタディクーポン」の参画事業者として登録しています。
北海道留萌市との連携協定について(教材・講師派遣)
学校法人河合塾は、2021年に留萌市と「教育を基軸とした地域振興」を目的とする包括連携協定を締結しました。
主な取り組みとして、北海道留萌高校はじめ市内の学校に、ICT教材や河合塾講師によるオンライン特別講座、生徒と保護者向けの進路ガイダンスなどの教育コンテンツを提供しています。
これらの支援を受けながら、生徒たち自身の努力により、23年には留萌高校からの国公立大学の合格者が21年と比べ倍増するなど、着実に成果が現れています。これらの取り組みを通し、未来の留萌市を担う人材の育成と、魅力ある同市の発展に貢献します。

トライデント専門学校×愛知県高浜市の官学連携プロジェクト
名古屋市にあるトライデント専門学校は地元自治体や企業との官学(産学)連携を積極的に行っています。
25年7月には、高浜市の町内会加入をテーマとしたPRポスターの作成に、トライデントコンピュータ専門学校が協力。
同校Webデザイン学科の2年生が創意工夫のもと、ポスターづくりに取り組みました。
作品は同市の公共施設で展示されるなど、加入率低下が課題となっている町内会の加入促進に活用されます。
トライデント専門学校はこのような取り組みを通して地域の活性化に貢献していきます。
プロジェクトを紹介(トライデント専門学校サイトにリンク)
「キッズドア下村龍馬塾」 に河合塾グループが協力!
子どもの貧困問題に取り組んでいる「認定NPO法人キッズドア」が、手掛ける子ども支援拠点「キッズポート西新宿」にて、低所得家庭から難関大学への進学をめざす受験生の支援プロジェクト「キッズドア下村龍馬塾」が開設されました。
本プロジェクトでは、①河合塾グループ、②三菱地所レジデンス株式会社、③株式会社チャーム・ケア・コーポレーション、④同社の会長を務められる下村隆彦氏、⑤認定NPO法人キッズドアの5者が、協働・連携し、受験生をサポートします。

| 河合塾グループが行う支援の内容は次のとおりです。 |
| ●特別奨学生に対し季節講習および自習室を提供 |
| ●入試情報セミナーを開催 |
| ●河合出版の参考書の一部を寄贈 |