合同説明会から日本一の受験アプリへ!進化を続けるユニフェスの舞台裏

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河合塾グループが運営する、高校生向けの大学受験情報アプリおよびオンラインイベント「ユニフェス」。本記事では、代名詞である大学合同オンライン説明会だけでなく、情報発信によって受験生を支えるユニフェスの舞台裏や担当者の想いをお伝えします。

ユニフェスオンライン

河合塾グループの株式会社 KEIアドバンスと学校法人河合塾が手がける、大学受験情報を提供するサービス。代表的なサービスは、年2回開催され、全国の国公立・私立大学など毎年多くの大学が参加する大学合同オンライン説明会。大学による説明会に加え、受験に関する講演会や高校教員向けのセミナーも実施。受験生から教育関係者まで、多様な方のニーズに応える人気イベントです。さらに近年、受験対策のオリジナル動画などを配信する専用アプリをリリースし、情報発信機能を強化しています。

■公式ホームページ https://www.unifes.jp/

■公式アプリ https://yappli.plus/unifes

今回は、ユニフェスの企画・運営を担当する(株)KEIアドバンス メディアコンテンツ部の佐藤 広介さん、金子 由樹さん、楠 遥加さんにお話を聞きました。

所属・役職は2026年6月時点の情報です

ユニフェスの誕生から現在まで


2021年、コロナ禍により外出もままならないなか、受験生と大学を橋渡しする大学合同オンライン説明会「ユニフェスオンライン」が始まりました。たちまち「ユニフェスオンライン」は全国100大学以上が出展し、初年度から予約者のべ7万人を突破する大規模イベントへと成長。現在は夏と秋の年2回開催で、その規模は年々拡大しています。

「大学合同説明会としての認知は広められたものの、河合塾グループのリソースを活用し、さらに受験生に貢献したい」と語るのは、ユニフェスの立ち上げから携わる佐藤さん。

新たな貢献ポイントとして着目したのは、受験生の「情報収集」。大学入試では、受験勉強以外にも、大学や学部学科の情報、出願に関する情報、志望校ごとの傾向と対策など、さまざまな情報の収集が求められ、意外と大きな負担になっています。

忙しい高校生が情報を「探しに行く」手間を省き、必要な情報を直接「届ける」新たな手段として、アプリを用いた情報配信サービスを次なる柱に定めます。晴れて2024年7月にユニフェス公式アプリをリリースし、ユニフェスの第二章がスタートしました。

佐藤 広介さん。ユニフェスの命名者であり、責任者。企画から営業まで一挙に担い、ユニフェスを支える中心人物。

ユニフェスアプリのコンセプトは 「受験をもっと便利にする」

「活字より動画、オフラインよりオンライン、画一的より個別最適。河合塾グループが持つ情報資産を組み合わせ、編集し、『見に来てもらう』だけでなく、『個別にお届けもする』。これを実現するのが誰でも利用できるユニフェスアプリです。受験生がより便利に情報に触れられる仕組みを作りました」(佐藤さん)

アプリの2本柱「情報配信」と「動画配信」

ユニフェスアプリの柱は、「情報配信」と「動画配信」。まずは、それぞれどんな内容が配信されているかご紹介します。

「情報配信」
毎日1本以上配信!自分に合った受験情報・大学情報が届く!
・登録した大学の最新情報
・ユニフェスのイベントやコンテンツ情報、
・Kei-Net※1、みらいぶっく※2、河合塾HPなどから抜粋した受験情報
・河合塾グループからの案内

1 Kei-Net:河合塾が運営する大学入試情報サイト。受験生・保護者・高校教員に入試難易度をはじめとする最新の入試情報を提供。

2 みらいぶっく:河合塾が運営する、中高生向けの学問・大学選びを支援するサイト。高校生が自分の興味関心にもとづき、より深く学問を理解し、将来の進路を考えるための情報提供ツール。

「動画配信」
グループのリソースを活用し、現代の高校生が情報を取得しやすい動画!
・河合塾大学生チューター※による番組「チューター放送室」
・紙の情報誌コンテンツをアニメーション動画化

大学生チューター:河合塾の校舎に勤務する大学生・大学院生のアルバイトスタッフ。高校生の授業補助や、進路・学習相談を行い、受験対策を個別にサポートする。

ここからは「情報配信」の主担当である楠さん、「動画配信」の主担当である金子さんに、お話をうかがいます。

「情報配信」 ―生成AIも活用!少ない人数でも効率的に情報を発信中―

――毎日新しい情報のプッシュ通知が届き、配信量の多さに驚きます。どのように配信を進めていますか?

楠 遥加さん。情報配信の主担当。ほかに、人気の動画コンテンツ「チューター放送室」の司会も務める。

楠さん「毎日1本以上の配信を目標としています。もちろんやみくもではなく、前月に決めた計画にもとづき、たとえば5月なら、受験したばかりの第1回全統模試を意識した内容など、タイムリーな情報配信を意識しています。プッシュ通知を活用し、情報の鮮度が良いうちに会員に届けています」

――どのように情報収集しているのですか?

佐藤さん「大学がHP上の入試情報を更新したら通知が届くよう、生成AIでプロンプトを組み、活用しています。ほかにも、コンテンツやタイトルのアイデア出しなど、生成AIに上手く頼りながら業務の効率化を図っています」

――配信にあたり工夫していることはありますか?


楠さん「会員に興味を持ってもらえるよう、タイトルやサムネイルは工夫しています。『みんなのアンケート』のような参加型、かつ身近な話題を取り入れた配信も工夫の一つでしょうか。意外と勉強系のテーマよりも、恋愛系など息抜き的なテーマのほうが、投票が多いのも面白いです」

受験や高校生活のちょっとした話題がテーマの「みんなのアンケート」は息抜きに人気

「動画配信」 ―人気の動画コンテンツ誕生のきっかけは「学生チューターのクオリティの高さ」―


――河合塾グループの校舎で働く学生チューターに、受験や勉強をテーマに話をしてもらうユニフェスオリジナルの動画番組「チューター放送室」が人気と聞いています。まずは、誕生の経緯を教えてください。

金子 由樹さん。動画配信の統括。企画から配信までほぼ一人で担当する。

金子さん「当初はユニフェスオンラインの企画のひとつとして学生チューターの座談会を開きました。その際のトークのクオリティに私たちが驚かされたことが誕生のきっかけです。学生チューターはチュートリアル※や面談を通して人前で話す経験を積んでおり、かつ人の役に立ちたいという思いも強い。そんな学生チューターが活躍できる機会を作れないかと考え、定期配信コンテンツとして立ち上がりました」

チュートリアル:進路指導や連絡事項を伝えるための短いホームルームの時間。授業前後に行われる。

――「チューター放送室」が人気である理由は何でしょうか?

金子さん「『大学生の話を聞きたい』という高校生のニーズに刺さっていると考えています。ユニフェスオンラインのアンケートでも特に多い声のひとつです。通塾していない高校生はなかなか大学生の話を聞く機会はありませんから。『勉強法』に関するテーマなどは普遍的ですが、人気が高いです」

―ほかのコンテンツとして、学部・学科の紹介など、情報誌の内容をアニメーション化した動画は斬新ですね。

佐藤さん「『最近の生徒は紙より動画のほうが親しみやすい』という高校の先生方の声をヒントに生まれました。たとえば、情報誌『栄冠めざして』シリーズの「学部・学科ガイド」の内容を「学問ブース」コーナーに、「入試直前学習対策」の内容を「大学別学習アドバイス」コーナーにまとめました。もともと情報誌のコンテンツは高校教員からは高く評価されています。アニメーション化により一層分かりやすくなり、先生方からの反応は上々です」

――「学問ブース」は受験学年だけでなく、高1・2生にも役立ちそうなコンテンツですね。形を変えることで、河合塾グループが発行する質の高い情報誌を現代の高校生にも届けられますね。


佐藤さん「はい。情報配信、動画配信ともに、河合塾グループが持つ豊富な情報を、より多くの高校生に伝わるよう編集し、届ける。いわば、情報の商社的な役割を担っているのが現在のユニフェスです」

ユニフェスの今後の展望


佐藤さん「ズバリ、日本一の受験アプリをめざします!直近の目標として、2027年までに会員数10万人突破を掲げています」

ユニフェスの会員数が増えることでユニフェス合同説明会に参加する大学も増え、情報もさらに充実します。この好循環が進めば、全国の中高生にもますます良い情報を提供できると、佐藤さんはわくわくする未来を描きます。

金子さん「コンテンツも増やしたり、深めたりしたいですね。たとえば、動画を活用した、視聴者とのコミュニケーション企画が実現できたら良いなと考えています」

佐藤さん「ほかにも、当社のWEB出願システムとの連携や、入試カレンダー機能など、新しい機能の実装も将来的に構想しています。ユニフェスアプリが高校生にとっての必携アプリになると信じています」

「受験をもっと便利にする」というコンセプトのもと、グループの力が結集するプラットフォームとして、高校生がスタンダードに利用するサービスに成長させる ――そう3人は意気込みます。

おしまいに、ユニフェス事務局からメッセージ

金子さん「『チューター放送室』は、忙しい高校生の負担にならないよう10分程度で、軽く聞き流せるよう工夫しています。現役大学生のアドバイスを聞ける貴重な機会として、多くの高校生に活用してもらえると嬉しいです」

楠さん「自分が受験生のときは、おすすめの勉強法をYoutubeで探したり、必要な入試情報を試行錯誤しながら調べたり、今思い返すと手間がかかっていました。ユニフェスアプリはそんな手間を大幅に軽減する、本当に便利なアプリだということをぜひ知っていただきたいです」

佐藤さん「なんといっても、無料ですから!気軽に登録し、もっともっとご活用ください!ユーザーが増えるほどサービスの影響力が大きくなります!」

【番外編】「チューター放送室」の収録現場に潜入!

「それでは、はじめます。本日は・・・」

――緊張感と和やかさが入り混じる空気感のなか、司会の楠さんの一言で収録が始まりました。
今回※お邪魔したのは、(株)KEIアドバンス本社で収録された、特別編「現役大学生に聞く!先輩たちの合格体験談!~私立編~」。「ユニフェスオンライン2025」当日のスペシャルコンテンツとして放映されるものです。

収録は、司会から質問を投げかけ、学生チューターが順番に答えていく流れです。チューター同士のアドリブも飛び交い、和気あいあいと撮影が進みます。

取材は2025年6月に実施

今回の質問項目は5つ。項目ごとに、丁寧かつ真剣に台本の読み合わせを行います。
自然な対話を引き出すため、台本は台詞の一言一句まであえて書かず、要点のみ箇条書きで記載。

司会「―はい、終わりです。お疲れ様でした!」

2時間強にわたる撮影が無事終了!拍手とともに緊張の糸が解け、皆揃って晴れやかな表情です。

司会の楠さん、動画全体を監修する金子さんに、工夫していることをうかがいます。


楠さん「撮影では、学生チューターが自然体で対話できる温かい雰囲気づくりを心掛けています。単純なインタビューならAIでもできますから。視聴者目線で、学生チューターと一緒に番組を作る意識が大切だと考えています」

金子さん「動画制作の流れは、シナリオ構成から始まり、学生チューターの手配、依頼、台本作成、打合せ、撮影、編集、配信です。一貫して、視聴する高校生を想像しながら、視聴者にとって役立つコンテンツかどうかという意識は絶やさないようにしています」

「視聴する高校生の皆様に貢献したい」――そんな熱い思いが伝わってくる現場でした。

運営する企業・学校

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株式会社KEIアドバンス

"一人ひとりの未来のために。"を理念に、人の成長が豊かな社会を築き、豊かな社会がまた人を幸せにする未来を目指す河合塾グループの企業です。大学のパートナーとして広報支援や入試業務支援、教学支援ソリューションを展開するほか、医学部編入やMBAなど大学・大学院進学を支援する予備校「河合塾KALS」を運営しています。海外における各種日本式教育サービスの導入支援、教育分野から始まったAI・アルゴリズムの開発など新規事業にも取り組み、教育の常識を変える新しい価値創造に挑んでいます。

株式会社KEIアドバンス
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学校法人 河合塾

小学生~高卒生を対象とした教育事業や高等学校などを対象とした教育活動支援事業、新たな教育価値をを創造するための教育の研究・開発活動を展開しています。

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