ひとはもともとアクティブ・ラーナー! -未来を育てる高校の授業づくり-
アクティブラーニングに関して不安や課題を抱えている全国の高校教員をサポートするために生まれた実践的ガイドブック。
2,414校の調査データの分析結果、教科毎の授業実践例や紙上ワークショップ、実践者による座談会など、多角的に授業づくりにアプローチ。激変する社会で生き抜いていく力を身につけ、主体的に自らの学びを切りひらく人の育成をめざします。
| 編著 | 山辺恵理子・木村 充・中原 淳 |
|---|---|
| 著 | 堤ひろゆき・田中智輝 |
| 編集協力 | 日本教育研究イノベーションセンター |
| 発行元 | 北大路書房 |
| 定価 | 2,420円(税込) |
| 発行 | 2017年3月 |
コンテンツ
はじめに
1 ケースで感じるアクティブ・ラーニング
- 【外国語】岩手県立一関第一高等学校 藤田先生
- 【国語】東京都立調布北高等学校 飯塚先生
- 【数学】静岡県立浜松北高等学校 大村先生
- 【理科】宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校 西山先生
- 【地理歴史】神戸大学附属中等教育学校 高木先生
- 【数学】静岡県立浜松北高等学校 大村先生
2 ワークで見つめるアクティブ・ラーニング-「自校流」授業をカスタマイズしよう-
「アクティブ・ラーニング」に伴う3つの転換
「アクティブ・ラーニング」を取り巻く5つの誤解
アクティブ・ラーニングを促す授業で生徒のためにこそ教師の主導権を回復する
- 「自校流アクティブ・ラーニング」言語化ワーク
- 「準備万端」に「委ねる」授業づくりワーク
- 「わくわく授業」の秘訣発見ワーク
- 「もやもや」徹底会議ワーク
3 現場から語るアクティブ・ラーニング
4 データでみるアクティブ・ラーニング-全国高校実態調査2015-
- なぜいま全国の高校に実態調査を実施したのか?
- いま高校の授業はどうなっているのか?
- 調査メンバーが語る効果的な授業を生み出すための5つのポイント
- まとめと今後の調査にむけて
編著者紹介
山辺恵理子
東京大学 大学総合教育研究センター 特任研究員/東京大学博士(教育学)
東京大学教育学部卒業。同大学教育学研究科博士課程在学中に、スタンフォード大学客員研究員(フルブライト奨学生)などを経て、2014年4月から2017年3月まで東京大学 大学総合教育研究センター
特任研究員を務める。専門は教育の倫理、教師教育学。
木村充
東京大学 大学総合教育研究センター
特任研究員/東京大学修士(学際情報学)
東京大学文学部行動文化学科社会心理学専修課程卒業、同大学大学院学際情報学府修士課程終了、博士課程単位取得退学。2015年4月から2017年3月まで東京大学
大学総合教育研究センター 特任研究員を務める。
専門は高等教育、サービスラーニング。
中原淳
東京大学
大学総合教育研究センター准教授/大阪大学博士(人間科学)
東京大学教育学部卒業、大阪大学大学院人間科学研究科、メディア教育開発センター(現・放送大学)、米国・マサチューセッツ工科大学客員研究員等を経て、2006年より現職。2007年より東京大学大学院学際情報学府を兼任。専門は人的資源開発論・経営学習論。
所属・役職は刊行当時