インタラクティブ・ティーチング 実践編1学びを促す授業設計―クラスデザインの作法と事例―

インタラクティブ・ティーチング 実践編1学びを促す授業設計―クラスデザインの作法と事例―

「学びの場」を変えたいすべての人へ
「インタラクティブ・ティーチング」とは、学習者の主体的な学びを引き出し、これを支え、促進することを目的に掲げ、学習者相互および学習者・教授者間の教育的コミュニケーションを重視した教え方のことです。

本書は、50分や90分といった一コマの授業をどうデザインするかということに主眼を置き、どういった工夫があり得るのか、実際の授業ではどのようなことが生じたのか等、クラスデザインの意義や方法についての理解から、実際の事例までをおさめています。

編著 栗田佳代子・中村長史
協力 日本教育研究イノベーションセンター
発行元 河合出版
定価 1,430円(税込)
発行 2021年3月

コンテンツ

第1章 クラスデザインについて知る
クラスデザインとは何かを知る;クラスデザインのためのツールを知る

第2章 クラスデザインシートを作成・改善する
クラスデザインの流れと事例を知る;分析からクラスデザインの基本情報を得る ほか

第3章 クラスデザインシート作成・改善のための対面講座
対面講座の概要;事前学習 ほか

第4章 クラスデザインシートの事例をみる
複数の教員間での共有ツール「フレッシュマンセミナー」;改善点の発見を容易に「スペイン語Ⅲ」 ほか

編著者紹介

中村長史
東京大学 教養学部
附属教養教育高度化機構 特任助教

栗田佳代子
東京大学 大学総合教育研究センター 准教授/東京大学博士(教育学)
東京大学教育学部卒業、同大学教育学研究科修了、日本学術振興会特別研究員(PD)、カーネギーメロン大学Visiting Scholar、大学評価・学位授与機構、スタンフォード大学Visiting Scholar等を経て、2012年11月より東京大学 大学総合教育研究センター特任准教授、2015年10月より現職

所属・役職は刊行当時

協力

日本教育研究イノベーションセンター(JCERI)

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