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みらいPASSジュニアアセスメントテスト内容

PROG-J(プログ)

基礎的・汎用的な能力(ジェネリックスキル)を測定するテストです。
PROG-Jはリテラシーテストとコンピテンシーテストの2つのテストで構成されています。

■リテラシーテスト

リテラシーとは、知識を用いて問題を解決する力です。リテラシーテストでは、現実的な場面を想定して最適解を求める問題を出題しており、単なる知識の確認ではなく、現実的な問題解決を行う力を測定しています。また、算出されるレベルは学年によらない絶対尺度であり、前回からの伸長度を正確に把握することが可能です。

リテラシーテストで測定する力

■コンピテンシーテスト

コンピテンシーとは、経験を積むことで身についた行動特性であり、人と自分にベストな関係をもたらそうとする力です。コンピテンシーテストでは、どちらも価値を感じるような選択肢から、どちらにより近いかを強制選択させる両側選択方式を採用。生徒の意図的な回答操作を避け、客観性の高い測定を行っています。

コンピテンシーテストで測定する力

LEADS-J(リーズ)

日ごろの学習習慣や生活リズム、学問への興味関心などをセルフチェックするアンケートです。友人関係・進学意識などとあわせ、生活指導、進路指導においてご活用いただけます。

■LEADS-Jで測定する項目

今後の進路希望や興味のある仕事分野、また進路の展望(考え)とその準備行動のバランスを確認。また、教科に関する好き嫌いのセルフチェックから、テストの「得意・不得意」とは異なる観点で、各教科の学習への取り組み姿勢を見直すことができます。

回答傾向から、生徒の志向性を5つのタイプに分類。おおまかな特徴を把握できます。
併せて 「友人関係」「自尊感情」「キャリア意識」の3つの観点で意識の良好度合いを判定。生徒の特徴・傾向をとらえ、早期のフォローが必要な生徒に気づくことができます。

生徒の平日、休日の過ごし方を確認。あらためて時間の使い方を可視化することで、学習時間の確保ができているか、また生活習慣の乱れがないかなどをチェックすることができます。
また、校内の平均値との比較により、周囲の過ごし方との違いに気づくきっかけとなります。

大学で学ぶ学問を8つの分野に分類し、各分野への生徒の興味関心の高低を測定。高校生での文理選択にむけ、生徒個々の文系的、理系的な傾向をおおまかに把握できます。
また、興味関心の広がりから、進路選択に影響を及ぼしそうな傾向を把握できます。

「学校と社会をつなぐ調査」について

学校と社会をつなぐ調査の流れ

LEADS-Jは2013年より京都大学と共同で実施している追跡調査「学校と社会をつなぐ調査」(トランジション調査)をもとに開発したアセスメントテストです。約10年間の追跡調査で、学校での学習や日常生活が大学や社会に出てからどのような影響を及ぼすかを調査・分析。最終的には大学や社会で活躍する人たちの傾向から、中学・高校の学習や生徒指導に活かすことを目的としています。

  • 私と河合塾
  • [連載]「河合塾にフォーカス